未来ユメ日記 by GG

夢、ゆめ、ユメ。未来に向けてユメを語ろう。教育・テクノロジー・地球の未来・歴史・ドラゴンズ・・定年退職を迎えた2012・4・1から、未来に向けてユメを紡ぐ

カテゴリ: 校務支援ソフト

> カスタマイズというよりもソフトの進化のための提案をしても、「それは出来ません」とか「できますがカスタマイズ料金が必要です」という答えしか返ってこなかった。

 これについて、こんなコメントをいただきました。

Posted by 相沢かえで 2010年09月19日 12:49

【小さいところほど、「(保守料をもらってるから)単月では赤字になっても、年間通せば黒字になるし……勉強代と考えればいいか。」と受けているからこそ、ある程度の無理は受け入れてくれるのかも……。

 そういうソフトは「十年後の校務支援ソフト」としては優れたものになると考えられるので、その業者さんと『コスト対パフォーマンス』についてよく相談しながら、校務支援ソフトの改善を推し進めていただけるとうれしいです。

 後にその業者さんが、その地域全体で「○○学校で鍛えられた校務支援ソフト」って売込みを出来るようになると良いですね……良く練られたソフトが広く使われることによって、地域全体で「子供たちとより長く向き合う時間を創出できる」ようになれば、そのソフトに関わるみんなが「WIN-WINの関係」を築くことが出来ると感じました。】


 十年後と言わず、翌月あたりから良いソフトになっているんです。

 過去5年間使っていた校務支援ソフトは、カスタマイズが全くできないものだった。

 カスタマイズというよりもソフトの進化のための提案をしても、「それは出来ません」とか「できますがカスタマイズ料金が必要です」という答えしか返ってこなかった。

 「それは出来ません」なんてことは全くのウソで、教師を見下したものとしか思えないものだった。
 その証拠に市内の中学校ではエクセルで「出来ないこと」を実現していた。
 コンピュータのことは教師に分かるはずがないという見くびった態度からは、相互協力が全く感じられない。

 「こうするともっと便利になる」とか「他の地域でも喜ばるのではないか」と提案しても「よそではそんなことは言われていない」とか「そんな提案は聞いたことがない」と、まるで馬鹿にした態度。

 しかし昨年からお付き合いしている会社は、おやぢの愚かな提案にも耳を傾けてくれる。
 それが大事だよなあ。
 「使用者の満足」が大事だというドラッガーを学んでほしいね。

 ついに職員室に大画面のテレビを設置した。

 ハードは、以前に寄付してもらったが最近は活用していない大型の平面テレビ。
 これをPCに繋げるのに苦労した。
 RGB端子がなかったからだ。

 日頃は校務アシストの情報を流して、出張、連絡、予定が映しだされる。
 簡単に済む連絡ならこれで十分。

 昨日は、台風情報とレーダー画面を流しておいた。

 人間とは不思議なものだ。
 同じ画面でも一人で見ていると閉鎖的だが、それを大写しにすると会話が生まれる。
 冗談やアイデアも出る。

 文科省のレポートに校務支援ソフトの「先進地区」がさりげなく取り上げられ、市をあげてそれが活用されているような印象を受ける。

 しかし、実情はどうだろう。

 そこに務める友人やその同僚たちに尋ねると返事はこうである。

「ええ、導入してますよ。でも活用までとはねえ・・」
「あることは知っているけれど、なかなか使えなくて・・」
「え?まだあるんですか?」
「え? 先進地域になってるって? どうして?」
「あれは、あの校長のおもちゃでしょう?」

 導入した、配った、研修を行ったということと、活用されているということとは、どうやら関係がないようである。

 よほど便利で、使い勝手が良くないと、使わなくても済んでしまうのが学校というところだ。

y_ogura さんからの返信。

 こんばんは。職員用PCですが,整備されています。とんでもなく使いづらいですけど。数値上は,100パーセントになるのだと思います。

 その1 無線LANのネットワークがブチブチとよく切れる。

 その2 データをプリントアウトしようとすると,うまく送信できずによくつまる。

 その3 トラブルが起こるたびに,呼ばれるため,仕事にならない。

 その4 教室からインターネットにつながらないので,授業ではほとんど活用できない。

 その5 個別にソフトのインストールができないので,アイディアを授業で生かせない。 IEのバージョンが古すぎて,セキュリティが心配。

 世間というか,数値目標だけを形式上達成しようとする行政の姿勢が見え隠れします。。。教員の仕事の中核は,授業だと思うので,授業で有効に活用できないPCにはあまり意義を感じません。

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