未来ユメ日記 by GG

夢、ゆめ、ユメ。未来に向けてユメを語ろう。教育・テクノロジー・地球の未来・歴史・ドラゴンズ・・定年退職を迎えた2012・4・1から、未来に向けてユメを紡ぐ

カテゴリ : ローマ字教育について

「米国教育使節団報告書」第2章「国語の改革」の一節  昭和21年3月31日

1. ある形のローマ字を是非とも一般に採用すること。
2. 選ぶべき特殊の形のローマ字は、日本の学者、教育権威者、及び政治家より成る委員会がこれを決定すること。
3. その委員会は過渡期中、国語改良計画案を調整する責任を持つこと。
4. その委員会は新聞、定期刊行物、書籍その他の文書を通して、学校や社会生活や国民生活にローマ字を採り入れる計畫と案を立てること。
5. その委員会はまた、一層民主主義的な形の口語を完成する方途を講ずること。
6. 国字が児童の学習時間を欠乏させる不断の原因であることを考へて、委員会を速かに組織すべきこと。余り遅くならぬ中に、完全な報告と広範囲の計画が発表されることを望む。

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 先の投稿の昔の指導要領は、謎に満ちている。これが文部省の本音だったのか?
 我々はコンピューターとその入力のためのキーボードを知っているので、そこからの議論が多いが、そんなもののかけらもなかった昭和20年代・・・1950年代に、こんな文章は、どんな確信から書かれたのだろうか? しかもこれがローマ字教育の原点となっているのだ。

 「・・・ローマ字は書いたり、印刷したりするのに能率の高い文字組織である・・・」

 「・・・ローマ字を多く用いる社会的習慣ができれば、社会生活の能率と一般国民の文化水準を高めることができる・・・」

 「・・・ローマ字は、現在世界の多くの国がその国語を書き表す文字として用いているから、国際間の理解・親善を深める上に役だつ・・・」

 僕は「日本語ローマ字化計画」があったのではないかと疑っている。ベトナムのように。

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 昭和26年の学習指導要領でローマ字学習が取り上げられたわけですが、その当時はもちろんキーボードなんて意識していないはずです。
 一体どんなねらいがあったのでしょう?

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中学校 高等学校 学習指導要領 国語科編(試案)
文部省

第九章 中学校の国語科におけるローマ字の学習指導

まえがき

 国語教育としてのローマ字教育は、従来の、中等教育ではほとんど行われていなかった。しかし、以前と比べてローマ字がわが国の現在および将来に対して持っている意義は、はなはだしく変ってきた。現在、社会一般にローマ字の使用が行きわたっているとは言えないが、将来その使用範囲はもっと広まっていくものと思われる。したがって、現在、学校教育の中で、ローマ字の学習指導を行うことは重要な意義を持っている。
 この章は、これから国語教育の一環としてローマ字の学習指導を行おうとする人たちのために特に設けられたものである。

一 ローマ字学習の意義

 ローマ字は表音文字であり、単音文字であるから、話しことばや書きことばに対する反省を強め、国語の音韻ならびに文法に関する生徒の自覚を高めることができる。また、ローマ字は書いたり、印刷したりするのに能率の高い文字組織であるから、ローマ字を多く用いる社会的習慣ができれば、社会生活の能率と一般国民の文化水準を高めることができる。なお、ローマ字は、現在世界の多くの国がその国語を書き表す文字として用いているから、国際間の理解・親善を深める上に役だつ。

二 ローマ字学習指導の地位

 ローマ字の学習指導が国語の学習指導の中でどのような地位を占めるかと考えると、次のようになる。
1. 生徒の精神発達の段階に応じ、国語を書き表わす一つの手段としてローマ字を読み書きする能力を養い、あわせて国語・国字間に対して反省する機会を与える。
2. ローマ字の長所を生かし、国語の機能とその特質を生徒に習得させ、聞いただけでわかることばを使う習慣を養う。
3. ローマ字が持っている国際的、能率的な長所を理解させる。
 このように、ローマ字の学習指導を通じて国語力の充実をはかり、国語生活の改善に資することができるから、ローマ字の学習指導は国語学習指導の中で一つの重要な地位を占める。

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 お久しぶりです。

 以前にローマ字とキーボードのことをなんの気なしに書き込んでしまい、たくさんの真剣なご意見を頂き、自分の軽さを反省しています。
 文部省の教育課程部会の議事録が出たらそれをご紹介しようと思っていましたが、なかなか出ませんね。

 そんな訳で、ちょっとお休みを頂きまして、また復帰します。

 ランクはひどいモノでしょうね。
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