過去記事からの引用です。

 戦争、戦役、紛争、事変、戦い、乱、事件・・・。暗殺、変、謀殺、だまし討ち、闇討ち・・・。撤退、敗退、玉砕、転進・・・。実にいろいろな語彙が使われています。ところが・・・
 西南戦争の両軍の死者は1万5千くらい、日清戦争では3万4千人の死傷病者があったそうです。これらは戦争と呼ばれています。
 一方、ノモンハン事件では2万弱の死傷者があったというのに「事件」なのです。変だと思いませんか?
 そこには当時の軍部の「公表したくない」「大戦争だと思われたくない」という意図が生きているわけで、歴史の検証が過去の亡霊に縛られていることになってしまいます。
 ノモンハン戦争、佐賀戦争などと統一した呼称を使うべきでしょう。

 当時の軍部だけでしょうか?