昨日のこと名古屋経営短期大学のオープンキャンパスでS先生から「一連の文章はなんなのですか?」というご質問をいただきました。

 時は1969年と70年、場所は全国の大学と高校、今回の場合は旭丘高校です。そこでの出来事を巡ってH先生が書かれた回想録があまりにもいい加減なので、私は怒ってしまったということです。これまで封印してきた記憶を全面開放してしまおうと企てています。
 では、何のためにそんなことをしたのか?という問いに答えることは、かなり面倒なことです。各大学高校での「紛争の発端」は「医学部問題」「学費の値上げ問題」「70年安保改定」「反管理教育」「校則」「制服」「ベトナム反戦」などと多様でした。「高校生の政治活動禁止」にかかわるものが私たちの学校でのテーマでした。

 しかしこうしたテーマは、活動の正当性を主張する一種の言い訳のようなものだったかもしれません。戦後25年が経って、団塊の世代がそのエネルギーを発散したともいうこともできるでしょう。68年にはフランス五月革命が起きたりして、「70年に向けて若者たちのエネルギーが政治的に高揚した」と一言で言ってしまうのは簡単ですが、私はこうした紋切り型の論理よりも自分自身の物語を綴っていかなくてはならないと思っています。

 ま、それも言い訳にすぎないとは思いますが。