そうと決めたら行動は速い。

 これまでの経過は、学内ではWin7をインストールできないほどのPC(それが第3号)と、調子が悪いので退役したPC(第2号機、3号機、4号機)が予備機となっているのだった。
 要するにまともなPCはないということだし、予算不足で新規の購入はしたくないという姿勢が見え見えの状態なのであった。

 PCが壊れました。
 じゃあ購入申請してください。
 手続きを教えて。
 PCから大学のドライブにアクセスして・・・
 おお、まさにカフカ的状況。アンビバレンツの罠。

 僕はこれ以上大学が何とかしようとしてくれないなら、自力更生の道を選ぶことにした。
 自分で買ってしまえば良いのだ。

 そうと決めたら、素早く行動しなくてはならい。
 で、近くのパソコン屋さんで中古のノートを買ってきた。なんということだ。値段は四万円弱ではないか。
 そりゃあ最新機種はもっとするさ。しかし、この春のサービス終了で無理やりXPから抜け出した大学としては、WIN8には未対応なのだ。

 WIN7のプロフェッショナルが稼働する程度の機種ならば中古がふさわしい。オフィス、メール、インターネットと写真整理が主目的なら中古で結構。なにせ「8には未対応」なのだから。

 一時間で目的を果たした僕は、購入したばかりのノートを持って情報センターに行き、LAN接続を依頼したのだった。意気ようようだったね

 すると出ました。また書類だ。
 「こちらの用紙に必要事項を記入して、待っていてください」
 「何分くらいで済みますか?」と質問する僕に、係りの人が胸を張って答えようとする。
 彼の発言を遮って質問を訂正。
 「何分じゃ無理なのかな?今日中でも良いんだけど」
 「そうではありません」。彼の声には張りがある。こいつはサディストか?
 「そうではなくて、申し出を次の委員会にかけて、そこで承認されたら接続処理をするのです」
 「・・・・・」
 そういえばそうだった。iPadを接続するまでに、45日も待たされたことを思い出した。
 聞けばナントカ委員会が次に開かれる日程は決まっていないとのこと。
 インターネットの速さには及ばないが、僕がニューマシンを調達してきた一時間に比べると、大学の時間は実にまったりとしているようだ。

 もう我慢の限界だ。
 というより、この八方ふさがりを抜け出さないことには全ての業務が進まないという情況が続くのだ。
 新学期が始まろうとしているのに、どうしろというのだ。

 僕は総務課に行って、僕は爆発した。

 すると・・・