先の投稿の昔の指導要領は、謎に満ちている。これが文部省の本音だったのか?
 我々はコンピューターとその入力のためのキーボードを知っているので、そこからの議論が多いが、そんなもののかけらもなかった昭和20年代・・・1950年代に、こんな文章は、どんな確信から書かれたのだろうか? しかもこれがローマ字教育の原点となっているのだ。

 「・・・ローマ字は書いたり、印刷したりするのに能率の高い文字組織である・・・」

 「・・・ローマ字を多く用いる社会的習慣ができれば、社会生活の能率と一般国民の文化水準を高めることができる・・・」

 「・・・ローマ字は、現在世界の多くの国がその国語を書き表す文字として用いているから、国際間の理解・親善を深める上に役だつ・・・」

 僕は「日本語ローマ字化計画」があったのではないかと疑っている。ベトナムのように。

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