教科書にないから低学年はカナキーを使う。ローマ字を習ったらローマ字キーに変える。これは二重の負担ではないか? 始めからローマ字にすればいい。
実は教頭時代、低学年の書写を受け持っていて、自分の名前や友人の名前、身近な物事を題材にローマ字を教え、ローマ字しりとりなんてことでも遊ばせていた。
会社の名前から、車やお菓子など身近なものがローマ字や英語で表されており、そんなに抵抗なく覚えてくれたように思う。
発展学習やゲーム感覚でやってみると子どもたちは実に一生懸命やろうとする。
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実は教頭時代、低学年の書写を受け持っていて、自分の名前や友人の名前、身近な物事を題材にローマ字を教え、ローマ字しりとりなんてことでも遊ばせていた。
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コメント
コメント一覧 (24)
私もはじめからローマ字を使うのに賛成です。
何もそこまでカリキュラムに縛られることはないと思います。
子どもたちの負担はなるべく少なくして、のびのびさせてあげたいです。
ところで、前からの疑問なのですが、小学校で習うローマ字は
なぜ訓令式なのでしょうか。中学生になって、英語を習うときに
ヘボン式で習い直すのも、二重の負担だと思うのですが。
実際の生活の中で、訓令式のローマ字を使っているのを見たことが
ないので、ますます変に思っています。そのあたり、文部科学省は
どのように考えているのでしょうか。訓令式のローマ字を習う意義を
ご存じでしたら、教えて頂けないでしょうか。
4年生から猛然とローマ字入力になりますが、ローマ字の習得はめざましく早いです。
仮名入力とローマ字入力をキーボードで両方やるのには私も反対ですね。
ヘボン式は英語に通じる反面、日本語音から離れる傾向があるとのこと。
訓令式は英語につながらないが、日本の地名などは正しく呼んで貰える傾向があRとのこと。
ひとつ疑問点があるのですが、よろしいですか。
>訓令式は英語につながらないが、日本の地名などは正しく呼んで貰える傾向があるとのこと。
外国の方に正しく地名を読んでもらうとすれば、むしろヘボン式だと思うのです。たとえば、「千葉」は訓令式の Tiba で表記すれば「てぃば」と読まれてしまいます。だけど、ヘボン式のChibaで表記すれば、「ちば」と読んでもらえると思うのです。幸い、日常使われている道路標識などは、ヘボン式が使われているので、問題ないのですが。
ただ、訓令式は小学校の教科書以外で見かけたことがなく、本当に子どもたちにとって役に立つ知識なのか、もし役に立つとしたら、どこで役に立っているのかを知りたいのです。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kaisunao/seminar/8semisi/hebon-kunrei.htm
「町という言葉をヘボン式ではmachiと書きます。これをフランス人に読ませれば、マシと発音するでしょうし、ドイツ人に読ませればマヒと発音するでしょうし、イタリア人に読ませれば、マキと発音するでしょう。この点、訓令式でmatiと書けば、どこの国の人が読んでもマチという音にかなり近い音を出してくれるはずです。」
私はどちらでもこだわりませんが、正当か非正当かといった議論ではなく、どちらがより覚えやすく、あるいは覚えにくくても使いやすいか、理解されやすいかといった協議が行われるといいなあと思います。
オルドリ・ヘボン・・・老間の弓術???
そうですね。私もどちらが正当か非正当かという議論は無益だと
思います。どちらも一長一短あるわけですから。
だけど、ローマ字教育の目的がはっきりとされれば、
どちらが正当か非正当かの議論はされなくてはいけないと思います。
そのことによって、被害を被るのは子どもたちですから。
>訓令式でmatiと書けば、どこの国の人が読んでもマチという音にかなり近い音を出してくれるはずです。
おっしゃる通り、訓令式の方がより汎用性が高いですね。
もし、このように英語を母国語を対象にした人だけでなく、
どこの国の人たちにもわかりやすい標識が、
実際にあればすばらしいでしょうね。
だけど、現実として、行政の目はどうも英語圏の人たちに
向いているようで、町にはヘボン式の標識しかありません。
だとすれば、小学生のローマ字教育もそれに合わせて、
ヘボン式にした方がいいのではないかと思うのです。
ローマ字入力を強制せず、のびのびとやらせれば、自然に「かな入力」になります。正しいタイピングを教えれば、日本語はかな入力が自然です。タイピングの方法は同じです。アルファベット・英文の入力もできるようになります。
ローマ字入力は、アルファベットのキー配列でのタイピングを習得していて、もちろんアルファベット・英語の綴り・ローマ字の表記規則を知っていると「ひらがな」の配列を習得することなく使える入力方式です。既存の知識・技能を転用できるから習得が容易なのです。ローマ字入力をするためにそれらを「早期から教えよう」というのはいかがなものでしょう。
学校教育では、「正しいタイピングの方法」を教えていません。鉛筆の持ち方を教えずに文字を書かせているようなものです。ローマ字入力の習得も酷いものです。アルファベットの学習もしていないのに、「そんなものは知っているでしょう」とローマ字の表をあたえ、QWERTY配列でキーを探し探し、ポツポツとキーを押させる。低学年できちんとタイピングを教えれば、かな入力でできるようになります。キーボードを見ながら文字を探しているから技能が伸びないのです。
ヘボン式は、英語を話し・読み書きする者に都合がよい。
訓令式ローマ字表記が、役立つ場面。
ローマ字入力をするために、ローマ字を覚えるには、規則的な訓令式が簡単で覚えやすい。
それ以外になにかありますか?
「英語のためにローマ字を!」というのは、「怪我をしたときには消毒してガーゼ(*1)」と同じなのかもしれません。
また、PCでのローマ字入力と、正規のローマ字記述との整合性はそう高くはありません(*2)。
(*1) http://www.wound-treatment.jp/next/sengen.htm
(*2) http://www.iplab.cs.tsukuba.ac.jp/ssr/1998/research/masui/tcode
*2:項目「7. ローマ字入力時の表記について」を参照願います。
私見ですが、小学校のローマ字は、あくまで国語教育の上で、母音と子音の概念を説明するためだと考えています。
50音表の並びは、母音と子音の規則で並んでいるわけですから。
訓令式なのはそのためで、英語教育とのつながりがないために、ヘボン式は教えていない…と考えれば、合点はいくと思います。
逆にヘボン式で50音表を説明すると、かなり面倒なことになります。
タ行なんか、「タ」=TA なのに、「チ」=CHI で、「ツ」=TSU なわけですから(笑)
タ行だけなんで?って聞かれても困るわけで(笑)
教育者でしたら、この程度は容易に理解できると思うんですけどねぇ。
私がやったことのある教え方の一つですが、
●低学年:キーボードを使わないでお絵かきなどマウス操作がメイン。
(インターネットもワープロソフトも、時間の関係で全員が使いこなすに至らないので、キーボードは必要ない = ローマ字も必要ない)
●高学年:ローマ字を習う過程で、キーボードからローマ字入力をして、打ち込んだものが合っていることを視覚的に確認できるようにするところから入る。
(自動答え合わせ機のようなもの(笑))
その後、ホームポジションの解説をし、キーボード練習ソフトを使い、両手打ちになじませる。
そこそこ日本語を打てるようになったら、そこから先の応用に入る。
こんな感じですかね。
そういうお遊び程度なら、別にカナでもいいんです。
でも、中学校で名前や地名の英語表記をするのに、ローマ字を忘れている子も少なくありません。
そうならないように、訓令式でもいいのでパソコンの入力はローマ字で繰り返させていれば、小学校卒業までになんとかなるものです。
逆に、4年生で「教えたはず」のローマ字が、5年生になっても「覚えられてないから」という理由でカナ入力を許していいもんでしょうかね?
小学校って、そんな甘いもんですかね?
小学校って、そんな甘いもんですかね?
4年生でローマ字を教わったからといって,5年生でローマ字入力ができることにはなりませんよ。別物ですからね。ローマ字入力ができるためには,英文タイプの技術を知っていることが前提条件です。ローマ字入力特有のローカルルールさえ覚えておけば,練習しなくても使えるのがローマ字入力の長所です。
うーん、微妙にずれてますねぇ。
5年生になってローマ字入力をしない理由が「カナの方が速いから」ならともかく、「ローマ字を覚えられてないから」っていうのが許されるものなのか?という話をしてるんですけど。
そういうのが許されるなら、最初からローマ字なんて教えなきゃいいじゃん、って話になりますよ。
それにしても、タッチタイプならともかく、「単にローマ字入力をするだけ」に英文タイプの技術を知らなければならないなんて初耳ですね。
それについてもう少し明確な理由を教えていただきたいものです。
小学校でローマ字を教わるのは,国語教育として五十音を別の角度から再認識するものであって,ローマ字入力をするために学習するものではないはずです。4年生の国語の授業で,ローマ字を完璧マスターしていたとしても,5年生になって,例えば「東京(t���ky���)」を入力しようとして,キーがABC順に並んでいるわけでもなし,それぞれの文字がどこにあるのか分からないと,投げ出す子も出てくるでしょう。ローマ字入力は,過去に国語教育としてローマ字を教わったことがあって,かつ英文タイプを打てる人が,ほとんど練習せずにちょこっと日本語入力するにはうってつけの入力方法ですが,そうでない人がローマ字入力を先にマスターすると,正しいローマ字表記法を忘れてしまったり,後になって正しい英文タイプを打てなくなるおそれがあります。
あれ,文字化けしてしまいました。()の中はtokyo(“o”は“^”つき)です。
最近は,ローマ字入力そこのけケータイ入力(かなめくり)を好む子どもたちが増えていることを付け加えておきます。子どもたち曰く,キーボードのキーを一つ一つ押すより手っ取り早い,とのこと。これまた時代の流れかな。
そもそも時代は携帯「のみ」へと移行し始めているのかも…と思わせる記事がありましたので、そちらを。
http://www.japan.internet.com/column/allnet/20050708/6.html
それとayetownさんへ…。
2005年06月21日のコメントにて、随分とエラそうなことを書いてしまい申し訳ありませんでした。
当時コメントにおける(*2:ローマ字記述時について、PC書記と実記述とが異なる点)の部分については、私よりも国語科教員の皆様の方が、よほどハッキリとした問題意識をお持ちのはずですよね。
私が横からアレコレと言うべき事では無かったと、今更ながらに反省しているところです。
http://www.quixun.co.jp/press2/050706.htm
>キーがABC順に並んでいるわけでもなし,それぞれの文字がどこにあるのか分からないと,投げ出す子も出てくるでしょう。
それはキーボードアレルギーの一種であり、私の言っている「ローマ字入力を使わない理由は、ローマ字を覚えられないから」という観点と全然違う話です。
それで嫌になるくらいなら、カナ入力はもっといやになるでしょう。
なんといっても、50音順に並んでいるわけではありませんから。
実際、私は嫌になりました。
なんですかそりゃ(笑)
そんな人がいるんですか?
明確な論文でも出てるんでしょうか?
それとも憶測ですか?
azukiさんの「ローマ字入力のマスター」って、どのレベルなんですか?
タッチタイプレベルであれば、いささか的外れな意見だと考えます。
子供サイズの手でのことなんですから、指一本でもかまわないと考えます。
子供にタイピングスピードを求めることは学校教育の範疇ではないからです。
ホームポジションの存在ぐらいは教えはするでしょうが、タッチタイプはまた別の話です。
ローマ字入力排除のために、カナタイプを何時間もかけて授業する…なんていうのは完全に本末転倒ですよね。
まぁ確かに
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/items/5588.html
こんな製品が以前から存在することは確かですが。
だからといって、パソコンを使う時にまでこんな製品を手になじませたら、azukiさんの「英文タイプが打てなくなる」という心配はどこへ行ってしまうんでしょうね。
なんか、「議論のための議論」になっていて、主題を見失っている感があります。