指さしが通用すると言葉までは後一歩です。指さしは言葉だからです。

 やりかた:「ママは?」とか「わんわんは?」とかといった言葉(音声言語)を使わずに人差し指を立てる。人差し指はママとベビーの視線上に置く。するとベビーの目、ママの人差し指、ママの目が一直線上に並びますね。

 それを誰かは三項関係と呼んでいます。
 三項関係は、実はミルクやおもちゃを与えるときに使っているはずです。「○○ちゃん、△△だよ〜」と言うときです。ベビーは遠視なので、ママの目を見て、それから視線を引いて来てミルクやワンワンを見ているのですね。
 今回は三項関係の説明はここまで・・・「いないいないばあー」もその利用ですが、また別の機会に考えましょう。

 で、声を出さないで人差し指でパパを指しましょう。大好きなおもちゃを指先で指してもいいですね。その時にママの視線もオブジェを見ます。
 すると・・・ベビーはどこを見ていますか? 指さしにつられてパパやおもちゃを見ましたか?

 見た・・・言葉まで後少し。
 見ないで、ママの顔や指先を見ている・・・まだまだですね。

 見ないでもあわてなくて大丈夫。ちゃんと見るようになりますから。

人気堂々20位
にほんブログ村 教育ブログ39位