ウイルス感染で児童の名簿流出…愛知・一宮の小学校

 愛知県一宮市の市立小学校の2003年度の全校児童535
人の名簿と一部のクラスの成績表、教職員名簿などがインター
ネット上に流出していたことが2日、わかった。

 同市教委によると、児童名簿などのデータは同小が作成した
もので、昨年3月、同小校務主任の男性教諭(47)が自宅で
作業をしようとして外部メモリーに入れて持ち帰った。この際
、自分のパソコンの調子が悪く、大学生の息子のパソコンを使
用し、個人情報を残したままにしていた。このパソコンが今年
3月にファイル交換ソフト「ウィニー」のウイルスに感染した
ため、流出したとみられる。

 流出したのは、児童の氏名や住所、保護者や兄弟の名前など

(読売新聞) - 6月2日14時33分更新