未来ユメ日記 by GG

夢、ゆめ、ユメ。未来に向けてユメを語ろう。教育・テクノロジー・地球の未来・歴史・ドラゴンズ・・定年退職を迎えた2012・4・1から、未来に向けてユメを紡ぐ

1 ヨーロッパでは多くの国が加盟して、政治的・経済的な統合を目指している。この組織を____(ヨーロッパ連合)という。以前はある国から他の国に入るたびに両替が必要だったが、今では_____という通貨が共通で使われている。ただし、EU加盟国であっても______は______を使っている。
 ??ECC  ??EC  ??EU  ??フランス  ??イギリス  ??ポンド  ??ユーロ

2 ヨーロッパでは一年中西風が吹いているので風力発電に利用されている。この風が______
  ??風車風  ??オランダ風  ??扁桃腺  ??偏西風

3 緯度でいうと、イタリアが東北地方くらいで他のEUの多くが北緯45度以上で札幌より北なのに____に属している。これは偏西風が暖流の_________空気を運ぶから。その暖流の名前は______
  ??熱帯  ??亜熱帯  ??温帯  ??冷たい  ??暖かい
  ??日本海流  ??対馬海流  ??メキシコ湾流

4 地中海の長靴のような形の国______の首都が______。夏は暑くて雨が少ない。
  これを_______という。
  ローマにはカトリックの総本山の世界で一番小さい国_______がある。TDLより小さいそうだ
  ??オランダ  ??スペイン  ??イタリア  ??ワルシャワ  ??パリ  ??ローマ
  ??瀬戸内気候  ??地中海性気候  ??西岸海洋性気候  
  ??モナコ  ??スイス  ??バチカン市国

5 EUで最大の農業国が_____。小麦・ブドウでがんばっている。またチューリップの園芸農業や風車で有名な______は国土の25パーセントが海より低いという。レンブラント、フェルメール、ゴッホの国だが、江戸時代の日本の「世界への窓」の役割を果たした。長崎の_____だね。______という貿易港も有名だ
  ??ドイツ  ??フランス  ??スペイン  ??オランダ  ??輪島  ??出島
  ??横浜港 ??神戸港  ??ユーロポート

  ※ 海より低いってどういうことだろう?  ガリバーが行った巨人国のモデルかもっていう説もあるらしい

1 東南アジアの国々が加盟している国際機構が______(カタカナで)
  ヒントは、 Association of South‐East Asian Nations の大文字ばかりを集めてみよう

2 アジアの多くの地域が植民地にされていた。マレーシアなどで行われていた天然ゴムを生産する大規模な農場を________という
  ??コミュニケーション  ??プランテーション  ??トランスミッション

3 東南アジアの南の方の多くの島からなる国。石油や天然ガスなどが豊富で、近年工業化がすすんでいるのが
  ??オーストラリア   ??アラスカ  ??フィリピン  ??インドネシア  
  ※ 「多くの島」と「石油」がヒントだね。

4 仏教徒が多く、チャオプラヤ川流域で稲作が盛んな国が___。洪水で工場地帯が水につかったな。
  ??ベトナム  ??ラオス  ??タイ  ??カンボジア  ??マレーシア
 
※ 多民族国家のシンガポールでは、国は小さいけれどお正月が三つもある。宗教によって暦が違うからね。
  西暦の新年、中国の正月、イスラム教の新年。日本人学校のお正月休みも三回だ。うらやましいね。

5 アジアは広いよ。西アジアには_____・_____、南アジアが_____、東南アジアには_____や_____、東アジアには______、______、北アジアには______の_____があるよ。
  ?? インド  ??サウジアラビア・イラン ??中国・韓国
  ??ロシアのシベリア  ??タイ・インドネシア

6 日本は____アジアに含まれる。ヨーロッパから見て最も東の果てにあるので_____ともいうよ
  ??東  ??北  ??東南  ??東山  ??極東  ??遠投

7 西アジアで最も多くの人に信仰されているのが____教
  ??仏教  ??キリスト教  ??儒教  ??イスラム教

8 西アジアの産油国が中心となって作った組織を______という。
  ??国際連盟  ??国際連合  ??アセアン  ??EU  ??オペック
  ※意味は違うけど、油だから「オイル」の「O」があると覚えると分かりやすいな

9 日本は__半球にあるがオーストラリアは__半球にあるので、夏と冬が逆転しているよ。
  オーストラリアのクリスマスには___が楽しめるらしいよ。
  ??東  ??西  ??南  ??北  ??スキー  ??ボブスレー  ??海水浴

10 オーストラリアやニュージーランドでは___がたくさん飼われている。毛糸になるね。
   また、OGビーフというのは____の肉だね。雨が降って草がよく生える北の方で飼育されている
  ??パンダ  ??コアラ  ??羊  ??ゴリラ  ??肉牛  ??ライオン

 おまけ:オーストラリアの西では鉄の原料の_____が、東では製鉄で使う_____が採掘される。とんでもなく巨大なユンボやトラックや長い長い、そして長い列車で運ばれている。
 ユーチューブで「世界一長い貨物列車」で検索

1 アジアには季節によって方向の変わる風がある。この_____は農業生産に影響を与える。
    ??モンハン  ??偏西風  ??マンチェスター  ??モンスーン

2 アメリカや中国は他の多くの国々と同じように多民族国家だよ。中国で人口が多いのは____民族だね。    ??モンゴル  ??チベット  ??漢  ??満州

3 中国の北部は雨が少なくて乾燥しているので__で__が栽培されている。餃子になるね。
  南部は高温多湿なので__で____が行われている。
   ??水田  ??小麦  ??畑  ??トウモロコシ  ??稲作  ??駄作

4 肉まん、餃子は小麦で___の方、チャーハン、赤飯はお米なので___の方だ。食文化は、気温、降水量に大きく左右されているのだ。
   ??東  ??西  ??南  ??北         ラーメンやカレーライスはどうなのだろう?

4 共産主義の中国では、いくつかの地区で優遇措置をつけて経済を伸ばそうとしている。
  これを_____という。
   ??中野区  ??沿岸部  ??経済特区  ??山間部

5 人口が世界第二位の南アジアの国が____。BRICsの一つだよ。

6 BRICsってなんだろうブリックスと読むよ。それは、経済発展の著しい国々のこと。
  ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの頭文字をならべたものだ。
            ・・・サッカーの強い国ってことじゃないけどね

7 こんな問題もできるよ。二十一世紀に入って、経済成長がぐんぐん進んでいる国々を_______と呼ぶ。ブラジル、ロシア、インド、中国そして南アフリカ。
    ??ぶりっ子  ??ASEAN  ??EC  ??BRICs

8 世界地図や地球儀を思い浮かべて、 1.ロシア 2.カナダ 3.アメリカ 4.中国の位置を考えてみよう。
  実はそれが____の大きい国の順なのだ。
    ??態度  ??人口  ??面積  

9 同じように、 1.中国  2.インド  3.アメリカ  4.インドネシア  5.ブラジルとくると、それは____の順になるね
    ??態度  ??人口  ??面積

 ※ ちなみに日本の面積の順位は62位くらい  人口の順位は10位となっている。
   グーグルで「 日本  人口  順位  世界 」などと入れてみよう


1 ロンドンから日本へは約135度進むんだ。360度割る24時間だから、15度で一時間の差があるのが時差なんだね。_____が分かると時差が分かるね。
     ??緯度  ??今度  ??分度器  ??経度

2 アメリカも中国は、他の多くの国々と同じように多民族国家だよ。
  中国で人口が多いのは____民族だね。
     ??モンゴル  ??チベット  ??漢  ??満州

3 アジアには季節によって方向の変わる風がある。この_____は農業生産に影響を与えるよ。
     ??モンハン  ??偏西風  ??マンチェスター  ??モンスーン

4 中国の北部は雨が少なくて乾燥しているので__で__が栽培されている。餃子の皮だね。
  南部は高温多湿なので__で____が行われている。
     ??棚田  ??水田  ??小麦  ??畑  ??トウモロコシ  ??稲作  ??駄作

5 肉まん、餃子は____が材料だよ。それはで北の方の乾燥したところの作物だよ。
  チャーハン、赤飯の材料は____なので、南の方だね。
  食文化は、気温、降水量に大きく左右されているのだ。ところでラーメンはどちら? カレーライスは?
      ??トマト  ??米  ??ジャガイモ  ??小麦  ??トウガラシ

   おまけ:「ト」と「ジ」と「ト」とタバコは、アメリカ原産の植物なのだ。
        だからコロンブスの「1492いよくに」以前には旧世界にはなかったんだよ

6 共産主義の中国では、いくつかの地区で優遇措置をつけて経済を伸ばそうとしている。
  これを_____という
      ??中野区  ??沿岸部  ??経済特区  ??山間部

7 人口が世界第二位の南アジアの国が____だ。それはBRICsの一つだよ。
  最近の経済発展の著しい国々のこと。
      ??ブラジル  ??ロシア  ??インド  ??中国  ??、南アフリカ
       サッカーが強そうな国って感じだね

8 もう一度押さえておこう。二十一世紀に入って、経済成長がぐんぐん進んでいる国々を_______と呼ぶんだね。ブラジル、ロシア、インド、中国そして南アフリカ。南アフリカを入れる場合と入れない場合もあるけどね。
      ??ぶりっ子  ??ASEAN  ??EC  ??BRICs

9 紙の地図は便利だよ。でも地球儀と比べたら、どちらが正確なのかな? 
   もちろん____だよ。
      ??グーグルアース  ??地球儀  ??紙の地図

10 コロンブス以前の世界地図には_____と_____と_____がかかれていないね
      ??ユーラシア大陸  ??アフリカ大陸  ??北アメリカ大陸  
      ??オーストラリア大陸  ??南アメリカ大陸  ??南極大陸

  おまけの問題:精確な日本地図を歩いて描いたのが・・・
      ??杉田玄白  ??葛飾北斎  ??間宮林蔵  ??聖徳太子  
      ??卑弥呼    ??伊能忠敬

1 地球上には六つの大陸がある。そのうち最も大きな大陸と最も小さな大陸は?
    ??北アメリカ大陸  ??アフリカ大陸  ??ユーラシア大陸  ??南極大陸
    ??南アメリカ大陸  ??オーストラリア大陸

2 地球上の海で最も大きいのが_____。
  これに_____と_____を加えると、三大洋になる。
    ??北極海  ??太平洋  ??インド洋  ??大西洋  ??南極海  ??日本海

3 地球上の陸地は____割くらいで、あとの____割は海だね。
    ??約二割  ??約三割  ??約四割  ??約五割
    ??約六割  ??約七割  ??約八割

4 地球儀にある横の線を_____という。縦の線を_____というよ。
    ??新幹線  ??経線  ??緯線  ??中日巨人戦

5 緯線の0度が_____だね。
  北緯90度が_____で南緯90度が_____で、とても寒い所だよ
    ??赤道  ??本初子午線  ??日付変更線  ??南極  ??マイナス極  ??北極

6 _____がいるのが北極で、南極には_____がいるよ。
    ??コモドドラゴン  ??ペンギン  ??モアイ  ??シロクマ  ??パンダ

7 地球上の位置は____と_____を使って表すことができるよ。横と縦の線だね。
    ??緯度  ??温度  ??経度  ??今度  ??本気度

8 地球は東へ東への回っている。この回転が_____だね。回転しているので各地の朝はずれているよ。
  このずれを_____というんだ。
    ??公転  ??回転ずし  ??自転  ??温度差  ??時差  ??歳差

9 ロンドンを0として東へ180度、西へ180度進むと日付変更線で握手できるよ。
  そういえばぐるりと円を書くと何度だったっけ?
     ??100度  ??180度  ??真面目度  ??360度

10 ロンドンから日本へは約135度進むんだ。15度で一時間の時差があるってわけ。
   日本の朝の9時に「おはよう」って電話すると、ロンドンではまだ午前零時。
   「おやすみ」って言われそうだね。それを時差っていうんだよ

歴史の学習というと年号の暗記と考える人が多いけど、よく出る大切な年号はそんなに多くない

 645年、大化に蘇我氏をむしごろし
 710年、なんときれいな平城京      平城京のなっとう売り
 794年、なくようぐいす平安京       平安京にうぐいすなくよ
 894年、はくしに戻す遣唐使(平安京の百年後)  道真がはくしに戻す遣唐使

 ここからは、千をつけても付けなくてもいいね
        
1192年、いいくに作ろう鎌倉幕府     鎌倉に頼朝いくつ?
1333年、いちみさんざん北条氏      北条さんざん後醍醐さん
1467年、ひとよむなしい応仁の乱     しょうもないのに都焼く
1492年、いよくに満ちるコロンブス    ジパングへ、よくにかられたコロンブス
1543年、いごよさん増す鉄砲で      いごよみ巡る種子島
1549年、いごよく広まるキリスト教    ザビエルもごうよくだったの?のち鎖国

1840年、いやよお〜いやいやアヘン戦争  <これは最近ネタ、いつまで持つか不明!>   
1853年、いやでござんすペリーさん    はっこうみたさに浦賀沖
1867年、いやだろうな大政奉還      皆でやろうな王政復古
1894年、いっきにやくよ日清戦争     ・・・募集中
1904年、ひとくれよ日露戦争        ・・・募集中
1914年、西部戦線にいくひとよ      セルビア発でくるしいよ
1945年、昭和二重がきゅうよんご    <昭和年に25を足すと西暦になるよ>


おまけ  日本国憲法の三大原則
           国民主権     基本的人権の尊重     平和主義
    ※ 憲法は国民に対する国の約束事なのだ。だから覚えておいて損はないよ

     ☆☆   古代文明の常識に挑戦しよう  ☆ ☆

  金字塔というのは、金の字のような塔ということで、ピラミッドの事なのだ

1 縄文時代に食べかすや貝殻、ゴミなどを捨てた後を_____という
           ??古墳  ??竪穴式住居  ??貝塚  ??吉野ヶ里遺跡

2 縄文時代、主に女性をかたどって魔除けやまじないに使ったと思われるものを_____という
           ??はにわ  ??土偶  ??銅鐸  ??金印

3 ______時代の、燃え上がる炎をかたどったような土器を______土器という
           ??縄文時代  ??弥生時代  ??古墳時代  ??縄文式  ??瀬戸物

4  弥生時代と思われる佐賀県の遺跡が____。  
                  ??大森貝塚  ??吉野ヶ里遺跡  ??三内丸山遺跡

5 あの女王がいた国といえば、_____国。女王の名前が_____。
  ??漢委奴国  ??邪馬台国  ??卑弥呼  ??紫式部  ??清少納言

6 あの鐘のような形の青銅製の物は人里離れたところに埋められていたようだ。でも歴史問題ではとても人気があるんだな。ズバリその名前は?
           ??銅矛  ??銅鏡  ??銅鐸  ??鉄剣

7 三内丸山遺跡・・・声に出して読んでみよう。
          さんない まるやま いせき。  青森県にある縄文時代の遺跡だよ。


8 弥生時代の有名な遺跡は_____遺跡、_____遺跡だね
           ??登呂遺跡  ??モヘンジョダロ  ??殷墟  ??登呂遺跡

9 稲作が広がった時期に使われた薄くてかたい土器が_____土器
           ??縄文式  ??弥生式  ??瀬戸物  ??有田焼

10 弥生時代に日本列島の「奴」の国の王が中国の漢に使者を送り印を授かった。
   それが_____で見つかった___でできた印で_________と書かれている。
           ??佐賀  ??長崎  ??福岡  ??熊本
           ??銅印  ??金印
   これが答えだ!    漢委奴国王==かんの わの なの こくおう

     ☆☆   古代文明の常識に挑戦しよう  ☆ ☆

1 エジプト文明で特徴的な石で作られた巨大な建築物を_____という
         ??スフィンクス  ??アレクサンダー  ??ピラミッド  ??サンタクロース

2 新石器時代を特徴づける、石を磨いて作った石器を、______ という。このころ_____が始まったと考えられている
         ??打製石器    ??磨製石器  ??剣道  ??柔道  ??農耕  ??民主主義

3 旧石器時代を特徴づける、石を砕いただけの簡単な石器を、______ という
         ??打製石器  ??縄文式石器  ??磨製石器

4 エジプトの文明は_____川の流域で発達した
         ??スフィンクス??  ナイル??  ピラミッド??  クレオパトラ??

5 メソポタミアでは_____という文字がつかわれ、_____という法律が残っている
         ??甲骨文字  ??神聖文字  ??楔形文字
         ??大日本帝国憲法  ??ハンムラビ法典  ??ワイマール憲法

6 メソポタミア文明は二つの川の流域で発達した。その名前は?
   ??ライン川・ドナウ川  ??黄河・揚子江  ??チグリス・ユーフラテス川  ??信濃川・利根川

7 古代の世界四大文明とは?
         ??近代文明  ??中国文明  ??メソポタミア文明  ??インカ文明
         ??インダス文明  ??エジプト文明

8 中国文明が発達したのは何という川の流域だろう?
         ??黄河  ??黒海  ??紅海  ??メコン川

9 インダス文明で有名な都市の遺跡は?
  ??万里の長城  ??アンコールワット  ??モヘンジョダロ

10 古代中国の思想家で儒教を説いた人物は?
           ??孫文  ??始皇帝  ??孔子  ??老子

 おまけ「金字塔をたてる」の金字塔とは、このページにヒントがあるけど、分かるよね

 例えばその一例

 平安時代に生きた紫式部は源氏物語を著した。という一文について

 奈良時代、平安時代、鎌倉時代という選択肢を置き、
 人名を紫式部、清少納言という選択肢を置こう。
 そして作品の名前を源氏物語、徒然草とした場合、正しい答えは二つの論理に流れる。

 そんな問題があってもいいじゃないか

 

 以前に、半分冗談で自己客観視評価法という記事を書いた。

 これはラインなどのSNSを使うと案外簡単にできるのではないかと思う。

一番シンプルな流れ
 ステップ1 日記を書く
 ステップ2 自分で評価しよう、例えばシールを張る
 ステップ3 評価されたことを書こう

そこに支援者が入ると
 ステップ1 日記を書く
 ステップ2 支援者に送る。支援者は日記の内容を制御し、評価を与える
 ステップ3 支援者の評価を参考に自分で評価する。例えばシールを張る
 ステップ4 そのことを支援者に伝える。支援者が解説し、励ます
 ステップ5 自己評価を記録し感想を書く

 支援者というと大げさになるが、友人で結構ではないかと思う

 ハロウインが話題となった時の会話を、なんとなく記録しておくことにした。

 ある人はそれを、ハロー・ウイーンだと思っていたそうだ。
 ヨーロッパはオーストリアあたりのお祭りだと考えていたようで「ウイーンへ今日は」というような祭りがアメリカに渡ったものだというわけだ。

 それなら「なぜカボチャなのだ?」という疑問が飛んでくる。
 カボチャの原産地は中南米のはずで、ヨーロッパでカボチャの祭りというのもおかしなものだ。
 カボチャに着目する人は、アメリカ大陸に源を持つアメリカ原住民のお祭りではないかと考える。
 「そういえば確か初期の移民が苦労していた時に、原住民に食物を分けてもらったんじゃないか。それを記念してお祭りになったんじゃないか」
 「だから、お菓子をちょうだいっていうのかもしれないね」

 「いや、それは感謝祭であって、ハロウインとは違うだろう」と直ちに突込みが入る。
 調べてみると、ウィキさんには次のように書かれている。
 【感謝祭(かんしゃさい、英語: Thanksgiving Day)は、アメリカ合衆国とカナダの祝日のひとつ。Thanksgivingと略称されたり、あるいは七面鳥の日(Turkey Day)と呼んだりもする。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。日本のプロテスタントでは収穫感謝日と呼ぶ】
 その記事の中には、こんな記載もあってとても興味深いが、今日は深入りしないことにしよう。
 【一方、インディアン達は「感謝祭」は、この日を境に先祖達の知識や土地がヨーロッパからの移民達に奪われた、「大量虐殺の始まりの日」としている。・・・ワンパノアグ族を中心に、ニューイングランドのインディアン部族が結成する「ニューイングランド・アメリカインディアン連合」は、「ピルグリムファーザーズ」のこの「感謝祭」にぶつけて同じ日に、「全米哀悼の日 (en)」としてデモ抗議を毎年行い、喪服を着て虐殺された先祖達に祈りを捧げている】
 なお七面鳥にとっても大虐殺の日という訳だが、稀にこんな幸せな者もいるらしい。【感謝祭の朝には、大統領が二羽の七面鳥を屠殺される運命から恩赦する(Turkey Pardon)という行事がホワイトハウスで行われる】
 これ以上は感謝祭に深入りしない。

 ハロウィンは10月の31日である。カナダとアメリカの二つの感謝祭のサンドイッチになってはいるが、日にちが違うのだ。
 ここで、家族が団らんして会食する日であるというなら、「カナダとアメリカとに親せきのある家族はどうするのだ」という疑問が出てくる。あっちでやるのかこっちでやるのか、あるいは両方でやるのか。興味深いが、入り込まない。ただ両方でやる場合には七面鳥の犠牲者が増えるだろうということは想像に難くない。

 ハロウインである。
 10月31日である。もともとはその夕方からの祭りだったらしい。
 またもやウィキさんに教えてもらおう。
 【ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたが、時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた】

 ケルト人が出てきた。
 古くは現代のフランス、ドイツあたりに居た民族で、その後ヨーロッパ大陸全域に広がったのがローマと同時代で、シーザーが闘ったガリア戦記のガリアとはケルトのことなのだそうだ。そして、フランス人のご先祖様らしい。
 
 さて、仮面である。
 31日の夜にカボチャのお面を被って魔除けにするのだが、【アメリカ大陸の発見以前はカブが用いられた】という。これでアメリカ大陸起源のものではないことが分かる。
 そして【カブやカボチャをくりぬいた中に蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン(Jack-o'-lantern)」を作り、魔女やお化けに仮装した子供達が近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. ご馳走をくれないと悪戯するよ)」と唱える。家庭では、カボチャの菓子を作り、子供たちは貰ったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりする。お菓子がもらえなかった場合は報復の悪戯をしてもよい】
 日本的に考えると、ご先祖様が帰ってくるお盆に幽霊や妖怪が一緒に返ってくるとでもいうことだろうか。
 あちらは冬のさなか。日本では夏真っ盛りのお盆である。
 子どもたちは、いたずら妖怪の役回りを演じているということになろう。

 ハロウインの、語源は万聖節にあるとのこと。
 【「ハロウィン」の語源は、カトリック教会で11月1日に祝われる「諸聖人の日」(古くは「万聖節」とも)の前晩にあたることから、諸聖人の日の英語での旧称"All Hallows"のeve(前夜)、"Hallows eve"が訛って、"Halloween"と呼ばれるようになったとされている】
 なおこの万聖節=諸聖人の日も、もとは別の日だったものがいつの間にかケルトに引っ張られてきたもののようだ。

 というわけでオーストリアあたりというのは、ウイーンとは関係ないが起源的にはほぼ正解。
 カボチャだからアメリカ大陸起源という訳ではないので不正解。だが、お面やランタンを作るのにカボチャのほうが利用しやすいという面では、カボチャで正解。

 一言でいってしまえば紀元前のケルトの祭りにより、世界中でアメリカ大陸起源の七面鳥とカボチャが、急激に消費される日ということになるのだが、お菓子を貰える子どもたちには楽しい一日になるのだろう

 ある学生が「お兄ちゃんの事知ってる?と聞いたけど、知らないって言ったでしょ」と語りかけてきた。
 そういえば、しばらく前にそんな質問をされたような気がする。
 「先生は知らないって言ったんだよね。お兄ちゃんの事」とかなり非難の顔。その彼女の後ろにどこかで会ったような顔があった。
 服装は典型的な現場労働者の姿。顔にはひげ。日焼けして、僕と同じくらい黒い顔をしている。

 「お母さんがね、一緒に行かないと先生は思い出さないよといったから、今日は来てもらったんだ」
 「先生、俺。俺だよ。覚えていないかなあ」

 僕はびっくりしたね。
 良く見ると、なんだ、忘れもしない彼だった。そう思った瞬間に二十数年の記憶が蘇ってくる。
 彼が小学校の二年生の時から中学校の卒業まで八年間を一緒に過ごしたN君ではないか。それが、おやじの顔になっている。
 「何言ってるんだ、忘れるわけないだろう。元気そうだね」
 「結婚してさあ、子どもも二人いるんだぜ」
 「頑張ってるんだね」
 「結構やってるよ。そういえば、妹が世話になってるみたいで・・・」

 そこで女子学生が何ごとかを耳打ちしした。
 彼は財布から札を出し、彼女に渡す。その表情はちょっと悔しそうだが、悪い顔ではない。その時僕は、兄妹と母親の賭けの対象になっていたのではないかと気が付いた。
 32歳になる兄が五千円札を妹に渡す様子が見えたのだ。それは賭けに負けたものが潔く掛け金を払う姿に見えたのだし、妹は当然のように受け取りポケットにしまったようだったのだから。

 兄と妹そして母親。
 「お兄ちゃん、大学にKという先生がいるんだよ」
 「その人って中学校で教頭をやっていたのかな」
 「そうみたいだよ、中学校や小学校の先生だったんだって。お兄ちゃん知っている?」
 「そういう人はいたけどな」
 「じゃあ、K先生はお兄ちゃんの事も覚えているんじゃない?」
 「覚えてやしないと思うよ。オレはできんかったし、先生たちに嫌われていたからな」
 「なに。K先生にも嫌われていたの?」
 「アホなことをいうなよ。俺のことだって嫌わない先生たちもいたさ」
 「K先生には嫌われてた?」
 「オレは嫌われてたかもしれんけど、俺は先生の事・・・」
 「じゃあ、覚えられてるんじゃないの」
 「覚えてはいないよ。絶対。覚えていないと思うな」

 そんな二人の会話を母親が聞いていたとしよう。
 母親が二人の会話に口を出す。
 「で、あなたはK先生がお兄ちゃんを覚えていると思うの?」
 「きっと覚えていると思うよ。そんな感じの人だもん」
 「覚えていないよ。そんなわけあるはずがない」
 「じゃあ、二人で賭けをしたらいいじゃん」
 「賭けるの?」
 「明日、二人で大学に行って、先生が覚えていたらあなたの勝ち」
 「覚えていなかったら?」
 「そりゃあお兄ちゃんの勝ちだけど、お母さんはあなたの勝ちだと思うよ。あれだけ世話になったし、K先生のことだもの、きっと覚えていると思うよ」
 「私もそう思うんだ」
 「でも覚えていなかったら、お前は何をくれるんだ?」
 「はい、なんでもあげます。絶対に私が勝つのだから。お兄ちゃんは?」
 「よし百円」
 「なに言ってんのよ。それじゃあ安すぎるよ。ビビってるな」とお母さん。
 「そうよお兄ちゃん。百円じゃだめ。一万円だな」
 「分かった。だけど、もしK先生がオレの事を知っていたら五千円。そうしよう。オレが勝ったら、彼氏をキチン紹介して、俺がOKとかNOとかといったことに従うこと・・・」

 という会話は、Kであるオレの妄想に近い想像に過ぎない。
 しかしNの実家で、もしもそんな会話があったとしたら、五千円は僕が払っても良かったかなとふと思えてしまうのだ。
 彼は賭けに負けたことを残念には思っているだろうか? お金を渡した時の彼は「負けた。悔しい」という顔ではなかったような気がするが。
 
 ところで僕が彼女とは「初対面ではなかった」ということについて、「実はね」と話したら彼女は驚くだろうなと思う。ちょっと道に迷った中学校時代の兄、彼について保護者と僕たちが相談しているときに母親の胸に抱かれていた赤ん坊。
 時にはむずがって相談を中断させたりもしたあの赤ん坊が、こんなに大きく成長して、君になっている。

 名古屋経営短期大学の学生諸君と付き合っている。
 大半は真面目な人たちである。中には怠けてしまう学生もいるが、事前に予想したような出来ない、能力の低い、いい加減な人たちではない。
 彼らはきちんとした字で丁寧に書くことができる。教科書を大切にしている。出席態度も良好で、単位をしっかり取っている。そして何よりも退学や休学が少ない。
 おそらく誰もが「字は丁寧に」「ノートはきちんと」「教科書を大切に」「ちゃんとと出席して」「良い態度で学習し」「単位をしっかり取りなさい」といわれたことがあるのではないか。そして「手を抜くな」「威張るな」「出しゃばるな」「嘘をつくな」「謙虚であれ」と諭されたこともあるだろう。
 そうはいってもなかなか守れないのが実態というものだろうが。それを忠実に守っているのが本学の多くの学生である。大したものではないか。

 しかし、はたしてそうしたことを真面目に実行することは、本当に必要なのだろうか、また良いことなのだろうかと疑問に思わざるをえない。
 一つ二つ例を挙げると、まず教科書が目につく。
 彼らは教科書に線を引かないし破らない。いや、破れないといったほうが良いだろう。ましてやバラバラにすることなど想像もつかないようだ。
 また、自分の経験や努力してきたことを大声で主張しないし、人を差し置いて「それは私がやりましょう」とも言わない。きけばたくさんの資格を持っていたり、全国大会出場といった立派な経験をしてきているのに、それは誇るべきことではないと思い込んでいたりするのだ。
 時には正直のあまり、就職の面接で「ここは第二希望です」と語ってしまうことすらある。
 その他にも「きちんと、ちゃんと、しっかりと、正直に、謙虚に・・・」とはしているが、それがマイナスになっているケースが日々発見される。

 だから僕の任務は、「乱雑でも良いから、ちゃっちゃっとメモをとれ」とか、「教科書に線を引きまくり、分かったところは黒く塗れ」とか、「特技や長所はまず語って押してみよう」とかといった、誰かが聞いたら目をむくような技を教えなくてはならないことになってしまう。
 なんだか後ろめたいよ。悪の手先みたいじゃないか。
 手抜きのコツを教えたり、手っ取り早く点を取ったり、面接官に受けるような答え方を伝授するのは、案外居心地の悪いものだ。しかし、「生きていくスキルには両面がある」ことは事実だし、「ウソも方便」ということも身につけさせなくてはならないと自分に言い聞かせているのである。

 そんなある時、ある学生の一言に救われた。
 「先生申し訳ないけど、手を抜かないけないと思うんです。どうでも良い時に手を抜かないと大事な時に力が入りません」
 そうなんだ。それが真理なのだ。「大切な所に線を引く」というのは「大切ではない所」を見極めて捨てるという行為なのだ。球は磨いて、不要な部分を思い切って捨てることで光るようになる。
 力を抜く、手を抜く、好い加減でもやってみる。そこから能力がにじみ出てくると信じたい

 日本人がノーベル賞を受賞したとマスコミは大喜びしているが、手放しで喜んでいてよいのだろうか?

 受賞者の一人、中村修二さんはカリフォルニア大学サンタバーバラ校の教授になっている。

 彼は会社員だった1990年代に青色LEDの量産化技術を確立した。その彼に対するボーナスは、実にわずか2万円だったという。
 「それはおかしいじゃないか」と訴訟を起こしたのだが、その時の請求額は200億円だった。
 またべらぼうな金額じゃないかと日本中が考え、僕もそう感じたものだ。
 ところが、彼の発明が会社にもたらした利益を裁判所は604億円と認めたとのこと。
結局、04年に東京地裁は会社側に200億円の支払を命じ、会社側はこれに対して、8億4000万円を支払うことで和解した。
 僕は8億ならいいじゃないかとうらやましく思い、世間も彼を金の亡者とか、金目当ての研究だったのかといぶかしんだものだ。

 しかし考えてみれば、結果的に会社は596億円の利益を得、発明者はその1パーセントちょっとを貰っただけだったのだ。そりゃ怒れるぞと僕は思うがどうなのだろう。

 今また特許を会社のものとする方向が定まりつつある。それで良いのだろうか?
 金目当てに研究しては、いけないのだろうか?
 また研究費や給料を会社が負担しているという事実はある。だが研究が利益になった場合、その利益を会社が独り占めできるという仕組みのもとで「やる気」がでるとでも思っているだろうか。ましてや600億円もの利益から2万円しか渡さない・・・金額が大きすぎて、見当がつかないということなら、600万円儲けたので2円が最初のボーナスで、裁判の結果それが8万円になったにすぎないという計算だと僕にも理解可能となる、。

 問題の一つは、研究費や給料を払っていたのだから知的な成果は会社のものだという発想である。
 二つ目は、手っ取り早く成果を上げるような研究にしか投資をしないという研究についての考え方である。
 三つ目は、そのように基礎研究を軽視しながら、成果だけは自分のものにしようという考え方がある。
 それに乗っかるのがマスコミで、突然古臭い倫理観を持ち出して、「金目当て」などと蔑んだ目を向ける。

 こうして、基礎的な研究には投資がなされず、成果が上がれば会社や世の中のものになってしまい、分け前を請求すれば「賎しい奴」と非難される。成果が上がらなければ無駄無意味と決めつけられて、切り捨てられる。
 今回の受賞三氏の談話にもそうした状況への抵抗の声があることに気付かないのだろうか?

 研究者の動機を高めるような環境を作らないと、日本人が受賞しても、その人は海外の大学や研究機関、会社に在籍しているということになりかねないということに気付かないのだろうか?
 僕は金目当てでもいいじゃないかと思う。
 近い将来にこんなニュースが流れることだろう。
 「〇〇国の〇〇会社の日本人がノーベル賞受賞。会社の利益は600億円、発明者には100億円のボーナス」
 強欲な会社を保護し、研究者を大切にしない日本は、大好きな経済的な利得も得られず、大切な頭脳を失い、優秀な若者は外国を目指すことになるだろう。
 これも国際化だな

 パソコンの件の報告。
 あわてて購入したPCが無事大学の備品として認められ、あとはLANへの接続を待つばかりとなった。
 といえば順調のように聞こえようが、それがそうでもなかったのだ。

 総務課と会計課で備品として認められ、情報センタに意気込んで走ったが、OSがいけなかった。
 構内LANに接続するためにはプロフェッショナル版でなくてはならないのだ。それは購入前からわかっていたので、店ではプロ版を選んで購入したつもりだった。
 ところがホームエディションのプレミアム版しか入っておらず、それにはLANに接続する機能自体がない。情報センターの担当者がいろいろと試してくれたが、ドメインを入れる場所がうっすらと幽霊状態になっていてなんとも手の打ちようがない。
 店に苦情を言うべきとは思ったが、その手間と時間が惜しい。

 ということで、ゼロからのクリーンインストールを選択してOSとオフィスのDVDを借用した。
 インストール自体は割と早く仕上がり、担当者に来てもらってLAN接続が完了。いよいよ再出発!となったのだが・・・
 起動したとたんにアップグレードの嵐。これに半日。
 オフィスをインストールしてワードを開こうと思ったら、こちらでもアップグレードの嵐でまた半日。
 バックグラウンドでやっていることなのでPCを使えないわけではないが、恐ろしく遅い。メモリーの少ない安物を買ってきた罰があたったらしい。

 これが昨日までの経過。
 今日になって、やっと正常運転のレベルに復帰した。

 愛用のアプリケーションのダウンロードやプリンターやスキャナーなどの周辺機器のインストールなど、なんでこんなにやることがあるのだろうとため息をついている。それに古いハードディスクからドキュメントファイルの救出もしなくてはならないじゃないか。


 PC世界に復帰して大いに驚いたことがある。
 保険証の点検のことだ。
 ポストに入っていた点検用紙には「間違いがなければ、この書類を提出する必要はありません」と印刷されていた。
 ところが何日か前に届いていたらしいメールを見ると、「点検したら、間違いの有無にかかわらず提出してください」とあるではないか。しかも締め切りは今日だ。
 危ない所だったと冷や汗。
 最近では、リアルな紙よりもメールの指示のほうが重要になりつつあるようだ。

 ファイルの復活という大仕事をクリアーすると、やっと回復ということになるのだが・・・

  僕は「三宅さん」をカワムラ君と言い続けるかもしれないが、学生諸君は「知らん分からん、出来ん、無理、普通」という地獄にはまっているのかもしれない。と、昨晩書いた。
 脳の中で反復し、鳴り響いていることに人は支配されているのではないかということがいいたかったのだ。

 今夜はその続き。名前の間違いではない。例えば盗撮についてのメカニズムを考えたい。

 裁判官とか教師とかが盗撮で検挙されたというニュースが時折流れてくる。
 彼らはどうしてそれをやってしまうのだろうか?

 そこにはこんな仕組みが働いているとは考えられないか。
 第一に、彼らは盗撮が犯罪行為であり、身を破滅させるということを、誰よりも強く理解している。
 第二に、彼らは命題に対して忠実であり、脳の知的な命令に逆らうことができない性質を持っている。
 第三に、大切なことには集中力で自分に言い聞かせることに長けている。
 という訳で、彼らの頭の中には「盗撮をすると身の破滅」という認識が生まれ、「盗撮はいけない」という否定形のイメージが駆け巡ることになる。
 一方では、「身の破滅になるにもかかわらず、盗撮する同僚がいる」という事実についても知っているので、そこには「破滅を凌駕するようななにかがあるのではないか」という疑問というか興味が生じているとしよう。それは麻薬的な魅力以外の何ものでもない。

 ここで気をつけなくてはならないのは、「盗撮はいけない」という論理の構造である。
 否定形という命令が、あることを認識したうえで「してはいけない」という二階建てだとしよう。
 一階に「盗撮」があって、二階でそれは「いけない」と否定しているという構造だ。では「盗撮は快かもしれない」はどこにあるかと言えば、中二階といったところではないかと思う。否定よりも肯定の方が、生きるレベルに近いと思われるのだから。

 すると、理性的な状態では「盗撮は、快かも知れないが、それはやっていけない」と認識できることになる。
 だが理性的な状態が薄れてくると、「盗撮は、快かも知れないが、やっては・・・」となる。
 危ない危ない。身の破滅に近づいている。すると、不安がこみあげてきて、理性の状態から離れていくことになるのだ。
 理性の状態が薄れるということは二階が消えていくということだ。
 二階が消えれば、「盗撮は、快・・・」が残る。
 すると理性がやってきて「それでは身の破滅だ」と不安をかきたて、さらに二階部分を、すなわち否定部分を取り払っていく。
 こうなると頭の中は、「盗撮、盗撮」「快、快、快」というイメージが踊り狂うこととなり、「つい、やってしまった」ということなるのではないだろうか。
 このメカニズムは「僕は、優秀な役人、盗撮はやってはいけない、身の破滅はだめだ」と、研修などで擦り込まれた人の場合に効果的に働くのだろう。否定形を削除してみてほしい。
 「僕は、優秀な役人、盗撮、身の破滅」という、悪魔的なささやきになるじゃないか。

 誤解のないように・・。僕は盗撮を肯定する気はないし、盗撮する人を弁護する気もない。
 だが、「否定形」を使った教育が、事件を誘発するメカニズムを持つということを知ってもらいたいのだ。
 いじめ防止、自殺防止、盗撮防止、さらには反戦などを目的とする教育がある。しかしそれが少なからぬ割合で、狙いとは逆の効果を生んでいるかもしれないということに気付いてほしい

 思考方法を考えるということは、頭の中は今どのようなコトでいっぱいになっているのかを考えるということである。
 人の名前を間違える。あるいは思い出せないという場合、自分の頭の中を観察するに、量的に間違ったコトが圧倒しているということに気が付いた。

 例えば、ミヤケという人がいる。一方に彼の名前をカワムラと感じてしまった自分がいる。どうしてそうなったかはつまびらかではないが、あるいは三宅の三を頭が勝手に90度変換してしまい川を連想してそれがつく苗字で記憶してしまったのかもしれない。
 ああいけない。
 間違いの過程を追究して納得した途端に、僕の脳は納得・・・肯定しているようだ。間違いのメカニズムを諒解するということは、間違いを許したり間違いを奨励することになるかも知れないのだから。
 おそらく脳は単純なことについては単純な仕組みで物事を記憶しているに違いない。たとえば顔と名前の組み合わせ。

 一方で複雑なことについては、単純なことの積み重ねで記憶しているのだろう。積み重ねられた複雑で絡み合った記憶の内部では、多少の食い違いや欠落はスキップするようにできている。
 三宅君か川村君という、顔・・・名前の対応の要素。
 そして彼が悩んでいる学園祭に出店するとか、予算とか、みんなが協力してくれないとか、大学当局との交渉とかといった要素。
 後のほうが当面の課題としても、物語としても関連する要素が多く、それだけに情報量が圧倒的に多いではないか。情報量が多い物語の中で登場人物が固有名詞を持つことは、情報の余剰なのかもしれない。などと考えると、ロシアの小説の面倒くささや、日本の物語の匿名性、スーホの馬の名前が呼ばれないなど、比較してみるのも面白いかもしれないが、それは別の機会に書くことにしよう。
 僕にとって視覚的に認識できる彼の物語りを理解して、協力し応援するためには、僕と彼との二人の関係の中では彼の名前を識別する必要がないのである。
 ようするに僕と君で済んでしまう。
 ところがそれ以外の人が登場してくると彼についての名前の認識が必要になってくる。第三者に知ってもらうためには、彼の名前の正確な紹介が必要なのだ。
 
 その時に気付いたのが「頭が何に一杯か?」ということ。
 同時に「記憶は回数で刻み込まれる」ということだ。

 三宅君を紹介するときに、僕の頭の中では「間違えるなよ、川村君じゃないぞ」と繰り返している。
 「川島君でもないし、君は三を九十度変換して川に読んじゃっただろ。けれど川村でも川島でもないぞ」
 「大切な人の名前を忘れるなんて、失礼な奴だな」
 「正しい名前を、ちゃんと言えないなんて、ひどい奴だな、お前は」
 「しかたがないさ歳なんだもの。友人だろうが恩人だろうが、忘れて当然だよ」という声も聞こえてくる。
 
 そうだ、その時の僕の頭の中では言い訳と、間違いデータのエコーが飛び跳ねているようだ。
 【川村じゃあない。分からなくても当然。年寄りは忘れる。オレは人名が苦手。思い出せないメカニズムは明らかだ。川村じゃない。川じゃない、川、川・・・】。先に書いたように脳は単純なもので、繰り返したものが深き刻み込まれるだけなのだろう。ということは否定が働いていないかもしれないということだ。
 とすると、先の思考は、川村、川村、川、川、川村・・ということになる。

 僕は「三宅さん」をカワムラと言い続けるかもしれないが、学生諸君は知らん分からん、出来ん、無理、普通という地獄にはまっているのかもしれない

 「試験はどうだった?」と聞くと、「ふつう」とぶっきらぼうな返事が返ってくる。
 「元気かな?」と問いかけても「ふつう」である。

 ある日、カレーライスが好きかどうかを聞いてみることにした。答えはやはり「ふつう」だという。
 正確には「ふつうですね」とか「まあふつうでしょ」という言葉をつかったわけである。
 「どんなカレーライスが好きなの?」
 「ふつうのカレーですよ」
 「お肉は何が入っているの?」
 「まあふつうなんだけど、ビーフかな」
 「おれは、ポーク」
 「他には何を入れることがある?」
 「ふつうに、トリがはいっていることもある」
 「どれくらいの量を食べるのかな?」
 「ふつうですよ」

 そこで僕はつっこんでみた。
 「インド人は、牛肉の入ったカレーをふつうだと思うのかな?」
 「アラブの人にポークカレーを出しても良いのだろうか?」
 どういうことか分からないようだ。
 インドでは牛は聖なる動物なんだよ、アラブではブタは悪魔だね。
 「そんなんですか。ということは、インドでビーフカレーはダメなんだ」
 「アラブでポークカレーを出しちゃいけないんだなあ」
 名古屋経営短期大学の学生は素直である。
 物の道理さえ分かれば理解は早い。
 「君たち、ふつーのカレーって、どうなんだい?」
 「だめだなあ、ふつうって言ってては」

 そこで僕は別の例を出す。
 「さっきは量も普通だって言ったけど、ここに幼稚園の子がいてさ、もう一人相撲取りがいるとしようよ」
 「先生、そりゃだめだよ」
 「先生はその二人と俺たちと、みんなにふつうっていわせるんだろ?」
 「そうだよ」
 「そりゃ変だよ」
 「なんで?」
 「だってだねえ、俺のふつうと、幼稚園児や相撲取りのふつうは絶対に違うんだもの」

 「ふつう」と言っても、文化が違えば普通ではない。どころか、大変なことになりかねない。
 また、幼稚園児の普通と大学生の普通と相撲取りの普通では、とんでもない違いがある。
 自分たちだって、ポークとビーフの違いがあるじゃないか。

 「ということで、君たちが使うふつうという言葉では、僕になんの意味も伝わってこないっていうことさ」
 「よし、先生、良く分かったよ。ふつうって言葉では先生に伝わらないんだね」
 「ふつうは」伝わると思うんだけど、これからなるべく使わないようにするよ。先生には・・・」
 本学の学生は思いやりにも満ちている。

 これが来週までもってくれればしめたモノなのだが。

 「駟も舌に及ばず」ということわざがある。「駟」は現代では使われないが四頭立ての馬車で、「し」と発音するらしい。人類の長い間、最速の乗り物だった。

 意味は「言葉の伝わるのは四頭立ての馬車よりもはやい。言葉は慎むべきである」ということだ。

 「ここだけの話だけでお・・・」
 「他所では言わないでね・・・」
 「秘密情報です・・・」
 と言ったって、そんなものは光より望みより飛行機溶よりも早く伝わるよ。というように理解すれば良い。

 僕の場合は、「三人が知ればオープン」だと考えてきたね。

 若いころ、受け持ちクラスに肥満を気にする子がいたのさ。
 ある日靴箱の前でいったのだね。
 「○○はまた太っちゃったのか?」

 ある日ってのは運動会の練習だったのだよ。練習を終えて一斉に教室に行く。
 そこで言ったのだね。
 すると彼女の向こうから太い声が返ってきた。
 「はい、太ってrますよ。ごしんぱいありがとう」

 いやいや、5年生だった彼女はふくよかになっているのかどうk、会うのが怖いね

 先にゼミの学生が連絡システムをLINEで作ってしまったという話を紹介した。
 今回もLINEの話。そこから課題解決学習のこと。

 大学から教科書販売についての報せがあり、それを学生に伝えてほしいとの要請があった。
 そうした報せは、僕のボックスにプリントが入っているかメールで送られてくる。両者の違いは、発信者の重要性の認識の違いによるもののようだ。重要なものは紙で配られ、そうでないものはメールということになっているらしい。教科書販売は「重要」と判断されたようなので、紙で来た。

 紙を受け取った僕はたまたまやってきたゼミ長にそれを見せ、「ゼミのみんなに伝えてもらえないか」と頼んだのだ。それは僕自身が書類提出に没頭していたので、メールを書く手間を惜しんだものだった。
 僕は書類作成を続け、ゼミ長君はスマホをいじっている。
 僕の頼みを気安く引き受けてくれたにも関わらず、メールを書いている様子はない。

 そんな時に僕のスマホが受信音を発した。
 LINEだ。それを開く。
 するとそこには依頼した書類の写真があるではないか。
 発信者はゼミ長君だ。
 ほぼ同時に、いろいろなキャラクターのカラフルなスタンプが送られてくる。

 「君が送ってくれたのかい?」
 「先生が送ってくれって言ったでしょ?」
 「そうだけど、写真かい?」
 「書き写すとミスするかもしれないし・・・」
 「そうだね」
 「字で送るとなかなか読んでくれないし・・・」
 「そうだね」

 僕は思考が停止している。それをゼミ長君が誤解してくれなければ良いのだが。
 「・・・みんなが送ってきたスタンプは・・・」
 「ありがとうってことじゃないかな。読んで、ちゃんと答えてくれたってことですよ」
 「そういうことか。なるほど」

 情報をどう送るかということについて、彼は僕より達人であると認めざるを得ない。

 しかし僕は、プリントを見た彼が大切な所を文字で書き写して送るのだとばかり思っていた。さらに「ここで彼の文章力が試せるな」となどと秘かに期待もしていたのだ。
 それをスルーしてしまうとは・・・。
 彼の頭の中には、プリントをコピーして折りたたみ、封筒にあて名を書いて、切手を貼って送ろうなどとい選択肢はあるまい。そんな化石は、ゼミ長だけでなくゼミの全員も思い至らないだろう。

 情報を伝えるという課題に対して、彼らは僕よりも先を行っている。
 ならば僕もそれに見習おうと思いつつ、愕然とする。

 僕たちが彼らに求めていると思い込んでいた能力は、とっくに実現されていているのではないか。彼らは実戦で僕たちをリードしているのではないか。彼らの力を過小評価しているのではないか。
 要するに時代遅れの紙人間が我々であって、紙のいらない状況を紙で表せと無理強いしているのではないか。
 僕たちが学ばなくてはならないのかもしれない

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